【シードスワブγ2号 医療機器許可番号 13BY6250】
◆検体◆膣分泌物(おりもの)
◆検査項目◆膣分泌物中トリコモナス
◆検査法◆トリコモナス培養法
◆正常値◆トリコモナス陰性(-)
◆異常値◆トリコモナス陽性(+)
◆検体の作成方法◆
シードスワブγ2号という検査キットで膣分泌物を採取し、1本の検体を作成していただきます。
女子のトリコモナスは、感染当初において、
約20〜50%の症例において無症状でありますが、
時間が経過するにつれ、
それらの約3分の1にも自覚症状が出現してくると言われています。
症状の出てくる場合、
悪臭を伴うおりものの増加、
外陰部や膣の強い刺激感・痒みなどが起こりますが、
それでも前に示した通り、
感染例全体の13〜33%には自覚症状が出てきません。
実際に、無自覚の方にこの疾患が発見される場合は、
ほとんど、婦人科検診という機会によるものです。
トリコモナス原虫が、膣内に存在し続ける為には、
栄養分が必要になりますが、
これには、本来、膣内の善玉菌である乳酸桿菌が代謝するはずの
膣粘膜内グリコーゲンが充てられます。
この栄養分の横取りにより、
善玉乳酸桿菌の減少、トリコモナスの富栄養化、
さらには、他の細菌群の無秩序な増殖ということが雪崩式に起こり、
結果として、膣トリコモナス症の、比較的強めの症状が完成するのです。
ここまでくると、症状が出にくい人、出やすい人の特徴が分かってきます。
すなわち、膣粘膜のグリコーゲン産生が多めの人は、
余裕で、トリコモナスと乳酸菌桿菌の両方を養うことができ、
結果として症状が出にくいです。
実際どんな人かといえば、月経周期がきちんとして、
卵巣でのホルモン産生がしっかりとされている人です。
一方、症状がでやすい人は、この逆で、
卵巣からのホルモン産生の減少している人、
つまり、月経不順な方や閉経後の方がこれにあたります。
最後に、間違いがないように言っておきますが、
症状の出やすい、出にくい、というのは、
トリコモナス感染がし易い、しにくいということとは別次元の話です。
当店はアフィリエイトサービスを介して各種性病STD関連に関する商品を紹介しているパートナーサイトです。
画像や文章の無断転載を禁止とします。